2021 年 4 月 9 日(金)
オンラインセミナーシステムにて開催
※お申し込みいただいた方に参加登録URLをご案内いたします
110分
DXの推進はもはや待ったなしの状況です。その結果、ソフトウェア開発はますます活況です。
しかし、DXをデジタルだけで語ってよいのでしょうか?
DXにおけるソフトウェア開発において、ユーザー体験という重要な視点が抜けていないでしょうか?
今回はUXの第一人者である千葉工業大学 安藤昌也教授をお招きして、ソフトウェア開発エンジニアが知っておくべきUXデザインについて議論をしていきます。
DXには、UX=ユーザー体験がデザインされていることが必要です。デジタルを活用して事業成功に導いていくためのUXデザインの考え方と現場での具体的な実践方法についてみなさまとともに考えていきます。
<こんな方にオススメ>
・DXに携わる企画者、開発者の方
・ソフトウェア開発に携わっている開発者の方
・ソフトウェア開発の責任者の方
09:50~ |
入室開始 |
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10:00~10:05 |
開演・ご挨拶 |
10:05~10:50 |
講演スタート
第1セッション
「ソフトウェア開発エンジニアのためのUXデザイン」千葉工業大学 ■登壇内容■ |
10:50~11:20 |
第2セッション
「UX品質がもたらす開発現場でのソフトウェア改革」株式会社SHIFT ■登壇内容■ |
11:20~11:40 |
第3セッション
「DX時代に開発エンジニアが意識すべきこと」千葉工業大学 株式会社SHIFT モデレータ: ■登壇内容■ |
11:40~11:50 |
質疑応答 |
11:50 |
終了 |
安藤 昌也 氏
■経歴■
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、大手システム開発会社、経営コンサルティング会社取締役、国立情報学研究所特任研究員、産業技術大学院大学助教、千葉工業大学工学部デザイン科学科准教授、教授を経て、2016年より現職。総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻博士後期課程修了。博士(学術)。人間中心設計推進機構認定人間中心設計専門家、専門社会調査士。ユーザーエクスペリエンス及びUXデザイン、人間中心設計の教育・研究に従事するとともに、企業とのUXデザインに関するプロジェクトを多数手がける。ヒューマンインタフェース学会論文賞、計測自動制御学会SI2008優秀講演賞、日本e-Learning学会奨励賞受賞、ヒューマンインタフェース学会 研究会賞受賞、人間中心設計推進機構優秀講演賞・奨励賞受賞、関東工学教育協会業績賞など受賞。
主著に『UXデザインの教科書』丸善出版(2016)などがある。
■安藤教授のコメント■
経済産業省のDXガイドラインでは、その定義に「…新しい製品やサービス、新しいビジネス・モデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し…」とあります。
つまり、DXの本質は顧客のエクスペリエンス=顧客体験の変革による価値創造です。顧客の体験をどのように把握し、設計につなげていくのか。その考え方とアプローチを示したものの一つが“UXデザイン”です。
ソフトウェアエンジニアの皆さんにとって、UXは大事だと理解しながらも、どう考えて行動したら良いかわからない方が多いのではないでしょうか。
今回はエンジニアにとって必要な考え方に絞って説明できればと思います。
吉井 誠
■経歴■
大手外資系SIer、大手外資系コンサルティングファームなどを経て、SHIFTに入社。
SHIFTではパッケージソフトのUXコンサルティングなどに従事した後、UX/UIの定量評価、UX品質業務に着任。大型案件から個人向けのアプリまで、幅広い開発現場での実践的UXデザインを推進している。あわせて国立大学法人愛媛大学大学院、岡山県立大学で、エンジニアを目指す学生向けに非常勤講師としてUXデザインの講義を行っている。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の脆弱性を中心とした中小企業向け学習支援ツールプロジェクトのアドバイザ委員、中小企業の情報セキュリティ対策に関する研究会の支援ツール検討WG委員など歴任。
黒田 亮二
■経歴■
システム開発のプロジェクトマネジメントなどを経て、スタートアップに参画してマーケティングに従事。その後、システム開発会社や広告代理店でデジタルマーケティング支援・新規事業開発を行う。現在はSHIFTで企業のUX支援を行っている。